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trionfo
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オステリア トリオンフォ
長野市北石堂町1175-9
リーベ石堂2F
tel&fax 026-223-8550

営業時間
平日  17:30~22:00L,O
土日祝 17:30~21:00L,O

不定休

2012年07月13日

コンサヴァ

長野と銀座は似ている。

30年前はワインを売ることすら罪のような時代とは嘘のようである。
ソムリエとしては嬉しい限り!

売れます!けど、渋くて重い最初の印象ばかり強い赤ワイン。
本来の葡萄の旨みを木樽でごまかすような厚化粧のワインばかりが受ける。
友人のイタリア人曰く「何故日本人はこれほど強いワインをイタリア料理と合わせられるのか?」と。

日本には素晴らしい四季というものがあります。25年ぶりに長野へ帰り長野の食材を使ってみて
あらためて東京ではリアルに感じられなかった旬を感じました。
夏に感じる野菜料理、冬の根菜、冬のお肉料理、春の山菜、秋の茸。日本海の旬の魚。
重くて渋い赤ワイン一辺倒じゃあなくていいかなぁ~なんて。
一本何百円の安ワインでもウン万円の高級ワインでも、愛すべきワインとしてしっかりと味わう。
好みの違うイコール不味いではないこと、そしてブランドや葡萄にこだわりすぎぬこと。
僕たちは毎日その日、その時の天候、気分、行動内容によって服を選んで着がえます。
そんなふうにワインを広い範囲で選べることが真っ当なワイン好きのたしなみだと思います。
その日の気分にふさわしいワインはきっとある。
定番も冒険も望みのまま、ただし冒険の後に文句を言うときは再飲するのが鉄則。
だって年々貴方も変化するし、ワインも変化するのだから・・・スタンプラリーのようにラベルを集め、
一銘柄一本飲んで金輪際さようならなら、、少し悲しい。。(笑)

コンサヴァ

うちの店では毎年季節毎の定番ワインがあります。
「毎度お馴染みの~~〇〇で~す」旬のお料理と合わせてね。。。




 オステリア トリオンフォ

長野市北石堂町1175-9リーベ石堂2F
tel&fax 026-223-8550

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この記事へのコメント
一銘柄一本お付き合いできたらまだいいほうですよね・・・レストランではグラス一杯だけで、さようなら~になることだってありますもの。 

私もトリオンフォさんにて危うく一杯で「さよなら」するところだったワインがありました。

男の子の名前がついたワインありましたよね。ヨウタ?ユウタ?ユウト?裕次郎?(4番目は間違いなく違う!)
グラスの中のワインは、ツンツンした刺激を感じさせる香り?・・・私の印象では良い香りではなく臭いと受け取りました。
あとでソムリエ氏にどうしてこんな刺激のある痛みを伴うような匂いなのかを聞いてみよ~と考えながら、たっぷりと口に含んでみた。

ゴクリ・・・旨っ!あれ?なんだこりゃ!? クンクン・・・でも、やっぱり臭い。痛い。
ゴクリ…でもやっぱり旨いっ!クンクン&ゴクリの繰り返しでグラスはあっという間に空に。
結局ソムリエ氏になんら問うことなく終わってしまったわけです。結果美味しかったんだから、いいやと。
次は何か違うワインを持ってきてくれるだろうと待っていました。

ところが、ソムリエ氏はテーブルにそのまま置いてあった男子名付きワインのボトルを手に取るや空になったグラスへ傾け、極少量のワインを注いで去っていった。
ここでもまた何も言えなかった。トクトクトクトクとグラス胴の一番膨らんでるあたりまで注がれるような勢いならば
「あ、このワインはもうそのくらいで結構です!」と言えたのに・・・私どもが拍子抜けするほどの少量だったんです(笑)

さて、極少量注がれたワインもツンツンと臭いのかなぁ~と鼻を近づける。
・・・ぬ、ぬわっ!ど、ど、ど、どちら様ですかぁ!?先ほどお会いした方とまるで別人じゃないですか!いい香り♪

ソムリエ氏は何も言わずに、ゆるーく微笑んでいます。
「あなた飲むの早いなぁ~、、これ開けたばかりだからさ、もうちょっと待ってあげてよ~。この子いま目覚めるからさ!ほら!」と言っている様に見えましたよ。

ワイン生産者かあるいは、ワインに関わる人が我が子の名をつけるほど思い入れのあるワインをたった一杯で「ハイさよなら、次いってみよー」するところでした。
あのときの極少量の二杯目のおかげで、いつかまた何処かであのワインに会えることが楽しみになりましたね。ありがとうございました。

また会おうぜ!裕次郎!(←だから違うつーの。。。)
Posted by たー at 2012年07月13日 16:55
アユート君ですね。←何故か君づけ。
いい子いい子してあげながら時を捕まえて飲むと、
とってもいい男の子に育ちます。
ね、ソムリエ氏。笑
Posted by kei at 2012年07月13日 20:56
 たしかに難しいワインだよね。
うちの勝負ワインは最小公約数から愛されて、広がってくワインだから。。
いいんです。
僕はソムリエだから、100m18秒ででしか走れない人にはあんなワインは決して投げません。
ど真ん中のストレート投げてくれよ!って言っているお客様に、わざわざ外角低めのスライダーは投げないでしょ。

たー君は9秒台で走れるでしょ。
だから、勝負したんです。
あえて、ど真ん中の168kの
どストレートで!(笑)


あ、うちの店の柱にユートの生まれた時の手形が張ってありますよ。又見てやって下さい。
離乳食がアンジョリーノのサッサイアの
アル中キャリア一直線の可愛い子です。
Posted by 店主 at 2012年07月14日 04:12
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