2012年08月02日
原点回帰
イタリアに居た時、どうも星付きのレストランに行くのを足踏みしていた時期がありまして。
というのも、ちょうどその時期はスペインの化学的な料理にヨーロッパの食の都は魅了され、
どの料理雑誌を見ても本当にお皿がきれいな料理ばかりで、それはそれで勉強になりましたが、
じゃあ肝心の味はと言うと、???な印象が強くて、、、
もちろん美味しく戴いたところもありましたが、
やはりこの状況は無理があるなというのが正直なところ(否定では無いです)。
無理があるというのは、調理法までも変えてしまい、
イタリア料理の真骨頂である素材の旨味を引き出す調理を省いしまったところではないかと。
野菜、肉の火の入れ方ひとつとっても。
例えば日本のやり方とは違いすぎていて、決して同じ味にはならない。
言ってしまえば真空調理だって同じにはならないと思う。
何だかぼんやりした感じ。
そんな事にイタリア人達気付いたのか、
ここ最近は昔の調理法をベースにした、見た目は綺麗であって、
顎の奥でかみしめるとグイグイ旨みが押し寄せるお皿を出すレストランが戻ってきています。喜!!
進化しなければいけない所もありつつ、昔の良さを忘れずに。
実際僕は地味な料理作ったりします、ハイ。
でも、小さな事でも良いから、本当の事、または味を伝えていければと思って、
今はそのスタンスが良いのかなと。
イタリア人が食べにきても恥ずかしい料理は出したくないんで。

イタリア修行最後の地、ピエモンテ州アスティ近郊にて。
オステリア トリオンフォ
長野市北石堂町1175-9リーベ石堂2F
tel&fax 026-223-8550
さて、とあるお客様よりご要望があった、簡単なイタリア語講座を始めます。
もしかしたら、教材に載っていないことも出てくるかも。
近日開始しますね。
というのも、ちょうどその時期はスペインの化学的な料理にヨーロッパの食の都は魅了され、
どの料理雑誌を見ても本当にお皿がきれいな料理ばかりで、それはそれで勉強になりましたが、
じゃあ肝心の味はと言うと、???な印象が強くて、、、
もちろん美味しく戴いたところもありましたが、
やはりこの状況は無理があるなというのが正直なところ(否定では無いです)。
無理があるというのは、調理法までも変えてしまい、
イタリア料理の真骨頂である素材の旨味を引き出す調理を省いしまったところではないかと。
野菜、肉の火の入れ方ひとつとっても。
例えば日本のやり方とは違いすぎていて、決して同じ味にはならない。
言ってしまえば真空調理だって同じにはならないと思う。
何だかぼんやりした感じ。
そんな事にイタリア人達気付いたのか、
ここ最近は昔の調理法をベースにした、見た目は綺麗であって、
顎の奥でかみしめるとグイグイ旨みが押し寄せるお皿を出すレストランが戻ってきています。喜!!
進化しなければいけない所もありつつ、昔の良さを忘れずに。
実際僕は地味な料理作ったりします、ハイ。
でも、小さな事でも良いから、本当の事、または味を伝えていければと思って、
今はそのスタンスが良いのかなと。
イタリア人が食べにきても恥ずかしい料理は出したくないんで。
イタリア修行最後の地、ピエモンテ州アスティ近郊にて。
オステリア トリオンフォ
長野市北石堂町1175-9リーベ石堂2F
tel&fax 026-223-8550
さて、とあるお客様よりご要望があった、簡単なイタリア語講座を始めます。
もしかしたら、教材に載っていないことも出てくるかも。
近日開始しますね。
Posted by trionfo at 10:13│Comments(2)
│シェフのイタリア回帰録
この記事へのコメント
えええ、レストランで使える愛のイタリア語講座始まるの!?
熱い熱い愛の言葉がどんな場面で叫ばれるのか、今から楽しみです。
オーダーする前に叫んじゃうかも。。。(←勘違いしてる?)
いい写真ですね・・・シェフ!もっと笑顔!!!イタリア人ふたりに笑顔で負けてますよ!
笑い筋もモリモリ鍛えて夏をのりきろー♪
熱い熱い愛の言葉がどんな場面で叫ばれるのか、今から楽しみです。
オーダーする前に叫んじゃうかも。。。(←勘違いしてる?)
いい写真ですね・・・シェフ!もっと笑顔!!!イタリア人ふたりに笑顔で負けてますよ!
笑い筋もモリモリ鍛えて夏をのりきろー♪
Posted by たー at 2012年08月02日 12:53
もっと笑顔、、、そうですね。
ちょっと泣きそうだったもので。
まぁ、愛の言葉は追々という事で。
ちょっと泣きそうだったもので。
まぁ、愛の言葉は追々という事で。
Posted by trionfo
at 2012年08月03日 10:00
